放課後デイサービスの先生に母として教わったこと


私の長男は発達凸凹の症状があるために、週に一度、放課後等デイサービスに通っています。


正直言うと、母として、発達凸凹を突き止めたころは、

これはトレーニングさせないと!!って躍起になっていたのです。


通い始めて1年半。


当初、週に2回でお願いしていたものも、週に1回に減っています。


理由は引っ越しがあって、送迎が難しくもなったというのもありますけど、

結局のところ、「継続してても意味あるのかなー」なんて親が思ってしまったところです。


うちの弟家族も発達障害がある子供がいますけれど、放課後等デイサービスなどの利用はありませんしね。



正直、息子がこの一年半、サポートセンターによってどう変わったかなんて計れないんですね。

子供は子供なりに成長するので、変化するのは当たり前ですし、それがサポートセンターのお陰だなんて、正直わかりません。

受け止めてもらえる息抜きの場になっていることは確かですけどね。


そんなこんなで継続苦手の母親の私はちょっとモチベーションが下がっておりました。

(すみません、先生方、、、。)


でも、この間、やっぱり行ってて良かったなと思うことがあったのです。



それは母として、「これはこういう接し方でいいのですよ」と教えてもらえたことです。

もともと、なんとなぁく、真面目に生活してきた私です。私の生家の影響を受け、試行錯誤しながらも自分なりの持論をもって子育てをしております。


ただ、その持論の子育て論が社会一般常識から見て、必要なこと、不必要なことというのは客観的にはわからないんです。


やっぱり、子供のころ受けた嫌な思いに対しては避けて通ろうとしたり、自分が嫌だなという甘える部分は子供にも強く出れない。


それが少し悪い癖だとそれが子供にも伝染していくのですね。



先生たちが私の子育てをみていて、「最近、私がもうちょっとちゃんとダメなことをダメということで納めるようになりましたね」っていうように言ってくれたのです。

そして、それが良いことだと思いますって。


「ダメ」といわれたときに、泣いたりわめいたりとして出てくる、「うまくいかない時の感情」をコントロールする、というのが、息子にとって良いトレーニングになりますよって。


だんだんと、幼稚園、小学校とコミュニティーでの活動が増えたことで、自分もかわってきた部分もあったのでしょう。私自身でも、ちょっと、ダメなことをダメで納めるようになってこれたなと思っています。


そんなことを先生とのやり取りで気づかせてもらえてありがたいなと思ったのです。


放課後等デイサービスを利用させてもらい、親子ともども、少しづつ気づきを与えてもらえてうれしいなと思っています。

勇気づけの方法をさがして

「あなたはできるよ」「いいところ沢山あるよ」わたしは思春期の迷いの中にあっても、子育てのなかにあっても、そういう勇気をもらえる言葉を探していました。どんな人にも良いところ、悪いところがあって、それは紙一重。その紙一重の選択から、自分が何を伸ばしていくかによって人は人生を作っていくのだと思います。一つの選択が、習慣になり、性格になり、その人となる。それは本当だと思います。

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