自分は今まで常にあこがれの人の姿を見続けていた。
小学校は、母親が買ってくれた「りぼん」をきっかけに
恋する乙女にあこがれ、
小学校高学年には赤毛のアンの活発な生き生きとした人生にあこがれた。
中学に入ると、身近にいた、お姉さまを見ては
「世話好きで人に気配りできる人」にあこがれ、
高校に入ると、兄の彼女だった人の影響で
「ダンス部」にはいる。
私の人生は、すべて周りの方々や私が読む本で出会った方々へのあこがれにあふれている。
そして、その憧れの人は時を経て変わりつつも、今も誰かが心の中にいる。
30歳になり、ふと自分を見つめる。
自分はおばあちゃんになったときまで、どんな性格を育てていきたいのか。。
子供たちにとってどんなおばあちゃんでありたいのか。
どんなものをあげられる存在になりたいか。
サッカー、ダンス、ピアノ、クラリネット、語学。
いろんなものを経験させてもらったけど、自分の中で続けていきたいものはまたその経験のなかにはない。
意外と、静かに絵をかくのが好きなのかもしれない。
自分が一番つらいとき、として、苦しいときに自分を支えてくれたものは
絵を描くことと、日記を書くことだった。
実は自分にとってそれが一番心地よいものなのかもしれない。
そうやって、人生を通して自分の心地よいものを経験しながら探すのって素敵だと思う。
子供たちの習い事も、彼らの人生で一番好きなものを探すための助けになれるような存在になってほしいと思う。
0コメント